入園・進級して約20日が過ぎようとしています。朝夕の気温の寒暖差はありますが、子どもたちは、新学期当初の不安や動揺が和らぎ、園内の環境にも少しずつ慣れてきていて、毎日元気に園庭や屋上などで遊んでいます。
先日、園庭とバス停側の門通路に鯉のぼりを設置し、ホールには五月人形(鎧・兜)を飾りました。親子の鯉のぼりが色鮮やかに風に揺られて泳いでいる様子を子どもたちも楽しんでいます。5月5日の端午の節句は、男の子の健康と成長を祝う日本の伝統行事です。
ゴールデンウイークには、こどもの日にあやかり、ご家族で旬の物を食べたり、屋外で健康的に遊ぶなど、楽しい思い出をつくってはいかがでしょうか。
今回は、子どもの遊びと自立について少し考えてみたいと思います。
子どもの生活はほとんどが遊びです。「遊び」は、人生の根っこを育む乳幼児期にとって欠かせないもので、言い換えると大切な「学び」でもあります。その遊びを見ていると、子ども自身は飽きることがありませんし、その中で、もし失敗したとしても少し工夫をしながら再挑戦する姿があります。それは本人が楽しいから多少の困難があっても、遊びを続けているのだと思います。つまり幼児の自発的な活動(遊び)の原動力は、興味・関心と楽しさにあると言えます。
例えば、新聞紙や空き箱など身近な材料で遊びに使いたいものを作ってみるだけの活動でも、前回までとは違う工夫がみられますし、買い物ごっこやお医者さんごっこなどのごっこ遊びでは、役割や順番を決めるなど、遊びをより深めて、主体的な楽しい遊びに繋がっていきます。
ご家庭でも絵本の読み聞かせをする、一緒に食事の支度をする、洗濯物をたたむなど、何気ない日常の生活からも、活動の原動力である意欲や主体性が育まれると思います。
是非、ご家族との関わりを通して、いろいろな体験を積み重ねていく中で、お子様が持っている“遊びの引き出し”にたくさんの体験したことをため込んで心を豊かにする。という思いで成長を見守っていただければ幸いです。
このように、出来るようになることが楽しいとか、出来るようになったことで自信や充実感を感じられることが、次への意欲を育てることに繋がりますし、遊びから得た体験は、目には見えない様々な力(想像力・思考力など)を身につけていきます。そして、これらのことが“自立”への第一歩になるのではないでしょうか。
最後になりましたが、先日のクラス懇談会及び総会において、令和8年度みどりの会の役員が決定いたしました。執行部さんを中心にそれぞれの委員の皆様のご協力で、子ども達の笑顔のために、健やかな成長のためにスタートできますことをうれしく思います。今年度も、ともに連携しながら各種行事などを進めて参りたいと思いますので、あらためまして幼稚園の運営に、ご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます。
文責 園長 宮崎 昌彦
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