2021年01月11日

1月園だより

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 明けましておめでとうございます。このお休みは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、極力人の往来を押さえるために旅行の自粛を始め、不要不急の外出も控えることが求められましたので、例年のお正月とは大分趣の違いを感じました。ところが昨春の緊急事態宣言の時と比べ、人出は大幅に増加した地域も数多くあったようで、結果として感染者だけでなく重症者も増加したことで、医療現場において逼迫した状況を受け、1都3県の知事から再度の緊急事態宣言の発出を求められて、政府としても再度の発出となりそうです。幼稚園としてもこの状況に対し改めて3学期の生活や行事の見直しが必要と考えました。具体的な点については、右記の行事予定の補足に記載しましたのでご確認頂き、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

 さて、今日から3学期が始まります。子ども達にとっては何かと規制がある中でも、楽しい出来事が沢山あったお休みとなったことでしょう。私達保育者は、子ども達の声に耳を傾け、喜びを分かち合うことから今学期が始まります。また、近年はあまり行なわれなくなったお正月遊びである独楽回しや、羽根つき、凧揚げなどの伝統的な遊びも子ども達と楽しみたいと思います。特に月末にはお隣のゴルフ場へ出掛けていき、どこまでも続く芝生の上で思いっきり身体を動かしたり、凧揚げなども楽しんできたいと思います。

 ところで、年中さんがサンタさんからプレゼントされた独楽ですが、皆さんは回すことが出来ますか? じつは此れがとても難しいのです。先ず、独楽に紐を巻くところから始まるのですが、左右の手の使い方に一体感が求められます。また巻くにあたっても緩すぎてもきつすぎてもだめです。微妙な力加減が求められます。次に独楽の投げ方ですが、紐の片方の先を薬指と小指で握った上で、残った3本の指で独楽を握り前方に向かって投げ、手が伸びたところで今度は手元に引き戻す行為をスピーティーに行なわなければなりません。それでは子ども達はどうやって回せるようになるのでしょうか?子ども達は回せるお友達から、それらのことを一通り教わるのですが、それですぐに回せるわけではありません。何回も何回も紐を巻いては投げ、転がっていった独楽を拾いに行ってと、その行為をひたすら繰り返す中で、少しずつコツをつかんでいったり、お友達の投げる様子を真似たりして回せるようになるのです。ここで、ぜひお伝えしたいことがあります。近年“子どもが遊べなくなった”原因の一つに遊び集団がなくなったことが一因と言われています。嘗ての子ども達の社会では、年長児が小さい子に遊びの伝承として、ごく当たり前のように行なわれていたことが、現在では遊び集団が成立しない中で、幼稚園の中にこの“遊び集団”が存在していると言えるのではないでしょうか。更に、何度も挑戦し回せるようになったとき、友だちと同じように出来るようになったという喜びと、「自分でも出来た!」という自身の自信となるのです。そしてその自信が、次の新しい課題に向かっていく新たな力になることだと思います。

 最後に、今学期は1年の締めくくりの学期になりますので、重ねて申し上げることになりますが、子ども達一人ひとりが充実した生活を送れるように環境を整え、仲間と力を合わせた活動や遊びに積極的に取り組み、少し難しいことにも挑戦できる場を設け、試行錯誤をしつつ様々な経験を重ねて、3月にはそれぞれが自信と期待を持って卒園・進級できるように日々の生活を大切にしていきたいと考えています。

 保護者の皆様には、今学期も此れまで同様にお力添えを頂きたいと存じます。宜しくお願い致します。
posted by 管理人 at 00:00| 園だより