2022年02月01日

2月園だより

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 今年も幼稚園のお隣にある本厚木カンツリークラブのご厚意で、広い芝生が広がっているゴルフ場で半日遊ぶことが出来ました。私たち大人の目線でも、なだらかな稜線がどこまでも続く景色を見ているだけで、自然にほっとした感情が湧いてきます。子ども達が感じるそれはさらに高揚していると同時に、この先はどうなっているんだろう?という探求心も湧いてくるしょう。少数ではありますが、子ども達が豆粒ぐらいに見えるまで先のほうに歩いて行く子もいますが、そこはみどりっ子達、普段から先生が見える範囲で遊んでねと伝えてあるので、それより先に行くことはありません。子どもなりに周りを気にしながら遊んでいることが、その行動からも見て取ることが出来ました。

 また、園外に出掛けた中で、私たちが気付かないことを直感的に感じることもあるようです。今回、お正月遊びを意識して、自分たちで作った凧も持っていきました。今年は適度に風があって凧が揚がりやすかったのですが、時折風がピタッと止まってしまうので、そうすると凧もするするっと落下しまいます。一方、その傍で風の向きに関係なく凧を揚げたいという一心で走っている子もいます。そんな子には「風はどっちから吹いている?」「風の吹いているほうに走らないと凧上がらないよ」と声をかけるのですが、そのまま走り続けます。これも何度か経験することによって、あるいは近くで上げている子の様子を見て少しずつ学んでいくことのようで、きっとそんな時は、子どもなりに風を感じて、理屈ではなく走っているのかもしれません。その思いを理解する私たちの感性が求められる場面です。そのうち上手くいったときの感動が力となって、次の遊びに向かう力になるはずです。ご家庭でも同じような場面に遭遇した時には、我が子の思いに共感しようとすることが大切なことであり、 ひいては我が子の素晴らしい芽をはぐくむことに繋がるのだと思いますので、見守って頂きたいと思います。
 
 さて、今月10日には一年の締めくくりの行事ともいえる生活展があります。子ども達は幼稚園での日常の生活の中で、様々な出来事に出会ったり、感じたりしています。その思いを大好きなお母さんやお父さんあるいは身近な人に伝えたくなることは、ごく自然なことでもあります。また、その表現の仕方は個々の子どもによって違いますが、その子なりの表現が出来ることが大切だと考えます。そして、その一つの表現として描画があります。特に小さい子どもにとっては思うままに腕を動かすことによって現れた模様や形、あるいは空き箱などをあるものに見立てて遊ぶことが出来ます。その行為は試行錯誤を繰り返しながらも 次第に自分の意志のままに表現することに繋がるのです。私たちはこのような造形活動を通して、「想像力」や「自己表現」が出来るように子ども達を育んでいくことが大切だと考えます。その為には、一人ひとりの子ども達が、自分の心情や考えを自由にのびのびと表すことができ、また、それをしっかりと受け止めてあげることが大切です。
 
 改めて、この作品展では一年間の生活の中で、折々に感じたことや楽しかったことを、描画による表現方法で表したものをご覧いただくものです。ぜひ当日は、お子様や担任からの話に耳を傾けて頂くことにより、我が子の心に寄り添うことにもなりますので、よろしくお願いします。
 
 また、これまで生活展では冊子を作成しておりましたが、見学を時間制としたことで、担任が保護者の皆様と直接お話することができると考え、取りやめることとしましたので、ご理解の程お願い申し上げます。
posted by 管理人 at 09:16| 園だより