2022年06月30日

7月園だより

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 当園では毎年、何名かの教育実習生を受け入れしておりますが、このところ教育実習生を指導されている大学の先生方が、施設訪問という形で来園されています。多くの先生が午前中にいらっしゃいますが、そうすると子ども達が園内の至る所に散らばって遊んでいる様子をご覧いただく機会にもなります。先日来園された先生も、門から職員室まで歩いてくる途中で、数人の子がバケツに水を汲んで、ドウダンツツジの上段から水を流し、滑りやすくなったところを枝に摑まりながら滑り降りているところに遭遇しました。そして打ち合わせが終わった後に園内を案内しているときにも、数人で連れ立って何やら楽しそうにおしゃべりしながら、私たちの脇を走りすぎていく様子などそれぞれの子どもが自分の夢中になれる遊びに集中している様子がそこかしこにありました。先生は目撃されたエピソードなどを話され「子ども達楽しそうに遊んでいますね!」等と感想を述べられ、曲線が多く見られる独特な園舎の保育環境や、当園の教育方針についても話題が広がりました。大学の先生が見てくださった一瞬の中にも「心豊かにたくましく」育ってくれている子ども達がたくさんいました。みどりっ子たちは、頼もしいですね。園長として、嬉しく思いました。

 たまたまこの日が特別だったということではなく、6月に入ってから一層子ども達が自らの意思で遊びを見つけたり、友だちと遊びを楽しんでいる姿が多くあります。例えば、園庭の隅を毎日のようにスコップでひたすら土を掘り返し、幼虫らしきものを探していたり、虫網を職員室に借りに来てから園内をくまなく回って虫探しをしている姿があります。そうかと思うと、木に登って山桃を摘み取って、それを洗って口に運んでいる子も見かけます。また、砂場の周辺では泥団子づくりも盛んです。これは一見単純な遊びに見えますが、よく見ていると子どもの工夫が見えてきます。最初は土の種類はあまり考えずに握るところから始まって、水加減、握り具合等少しずつ工夫したり、お友だちによっても工夫するところが違ったりするのですが、様々な条件でそれぞれの泥団子ができあがりますので、工夫のし甲斐があり、当人にとってはとても楽しいことです。なので、年少から年長になってもこの遊びに夢中になれるのでしょう。子ども達は、生き生きとした生活や遊びを通して、生きているんだという実感が湧いてくるのかもしれません。またその経験がその子の確かな力にもなるのでしょう。
 
 さて、今月は1学期の最終月ということでいくつかの行事が予定されています。7日には「七夕まつり」があります。この日はホールと年少クラスの2会場を使って行いますが、コーラス同好会と読み聞かせのお母さま方による心のこもった演目を共に楽しんだり、年長さんが年中の時に植えたジャガイモを使ったカレーを皆で頂きたいと思います。そして次の週末には、満3歳児と年少さんは、いろいろな屋台をめぐる“夏祭り”を楽しみます。年中さんは夕暮れが迫る時間に登園しいつもの幼稚園では味わえないファンタジックな雰囲気を感じながら楽しむ”夕涼み会”が予定されています。そして締めくくりは年長さんの”お泊り会”です。足柄ふれあいの村での多くの時間はグループでの行動となります。仲間達と寝食を共にする3日間の生活で、単に気心が分かり合えるということだけでなく、互いに相手のことも考えながら、自らも充実した時間を過ごすことで、多くの学びがあると考えます。
 
 今月はどの行事も、子ども達にとって楽しく思い出に残るものですが、其れだけでなく2学期以降の園生活を、より豊かにする力が育まれることも意識しながら、これからの生活を楽しみたいと思います。
 
 また、今月後半からは夏休みに入ります。日常の生活も少しずつコロナ以前の生活に戻っていると思いますので、我が子の希望も聞きながら、この夏を楽しむ計画を立てられてみてはどうでしょうか?毎年同じようなことを申し上げておりますが、必ずしも遠方に出掛けなくても、身近で楽しめる場所はありますし、同じ場所でも何度か足を運ぶことで良さが分かることもあります。ただ、この夏は猛暑が予想されますので、熱中症対策を十分にお願いいたします。体調や個人差でも発症に違いがあると思いますので、充分お気を付けください。

 夏休み中に経験した沢山のことは必ず我が子の自立と優しさへの力となる筈です。どうぞ笑い声と微笑みを感じられる日々をお過ごしください。
posted by 管理人 at 09:17| 園だより