2022年11月30日

12月園だより

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 4年に一度のサッカーの祭典、ワールドカップカタール大会が開催しました。
 サムライジャパンは初戦でドイツと対戦し、前半こそ先制点を許しましたが、後半になるとフォワードの選手を次々と投入し、堂安選手と浅野選手が見事なプレーを見せてくれました。過去4回の優勝国から、それも逆転による勝利を収めた23日は、本当に興奮してしまいました。この原稿を書いているときは次のコスタリカ戦との勝敗が出ていませんが、サムライジャパンなら勝利は確実と信じています。日本は7大会連続でワールドカップに出場していますが、いまだ決勝リーグに進出はしていませんので、次なる目標である決勝リーグでも、森保監督の下で世界と戦うサムライジャパンの活躍を応援したいと思います。

 また、先日ワンデーショップが園庭で行われました。コロナウイルス感染の影響で3年ぶりの開催となりましたが、当日はいくつものお店の出店やお買い物で園に足を運んでくださった方も多くいて、賑やかなひと時となりました。そして私たち職員の出店依頼もありましたので、「むかしあそびのお店」をだし、独楽・ベイゴマ・めんこ・けん玉等の昔あそびに触れるコーナーを作りました。これらの遊びは昭和40年代頃まで子ども達の中で盛んに遊ばれていましたが、次第に電子ゲームへと子どもの遊びが変化していきました。昔あそびの良いところは、わらべ歌遊びでも言われていますが『昔とった杵柄』になる、という事ではないでしょうか。一人でも勿論できますが、仲間とそれも皆が同程度に使いこなす力がないと遊びが盛り上がりません。そこで仲間同士でやり方やこつを教え合い、お互いの腕を磨きます。持ってなければ貸し借りをして、自然に友達同士の絆も強まっていくことになります。幼稚園でも年末から新年にかけて、独楽や凧、カルタ等の昔あそびが盛り上がっていくことになるでしょう。

 さて、めばえの会が今週末に行われます。開催にあたって皆様でコロナウイルスの感染拡大に配慮しつつも、子ども達が楽しく活動する姿をご覧頂きたいと考えています。
 
 年長組は創作劇を見て頂きますが、これまでの経験や自分なりに思い描いた空想の世界を、お互いに出し合うだけでなく、相手の意見にも耳を傾けながら、皆で一つのストーリーを作り上げていく遊びに夢中になっています。

 年中組は、合奏、わらべうたそして歌に挑戦します。子ども達が年中に進級して間もなく年長さんたちがお誕生会で合奏をして祝福してくれる機会がありました。先月のお誕生会では職員が手作りの楽器も取り入れての演奏をして、皆で楽しむ機会がありました。そういった音楽に触れてきた子ども達は、新しい音を見つけたり、音が合わさる楽しさを感じたりしているところです。

 そして年少組ですが、事前に職員間で話し合いの機会があり、子ども達が普段からごっこ遊びを楽しんでいる姿を、より自然に皆様にご覧いただく為にはどのようにしたらよいのか話し合った結果、会場の設えなどを若干変え、幕が開いてからスタートするという事ではなく、子ども達が会場に入るところから見て頂くことに致しました。そのために当日は入室を職員が誘導致しますので、ご協力をよろしくお願いいたします。
どの学年も年齢に則した表現活動として捉えて頂き、温かく応援して頂けたらと存じます。なお、めばえの会については、後日冊子が出されますので、そちらをご覧ください。

 そして、今月の下旬になりますと冬休みを迎えますが、このお休みはクリスマス、年の瀬、お正月といった行事が続くお休みでもあります。クリスマスは幼稚園でもサンタクロースの登場やプレゼント等もありますが、これらは夢と空想の部分を大切にしております。サンタクロースからプレゼントをもらえることは、子どもにとって一年間「自分が良い子だった」と保護者を始め周囲の大人達から認められることであり、それが大きな自信にもなるのだと思います。

 このお休みにはコロナ対策も取りつつ、故郷に帰省されたり旅行に出掛けたりするご家庭もあるかと思います。日頃忙しくしているご家庭では、家族の温かさを実感できる良い機会と思いますので大切にお過ごしください。そして、子ども達にとってお正月(年神様をお迎えする年中行事の一つ)など日本古来の伝統文化に触れる機会でもありますので、一つ一つの行事や習慣をお子様に伝えて頂くことも大切なことだと思います。

 どうぞ、ご家族揃って健やかな新年を迎えられますよう願っております。また、保護者の皆様には、今年一年沢山のお力添えを頂きましたことに、職員一同感謝を申し上げます。良いお年をお過ごしください。
posted by 管理人 at 14:23| 園だより

2022年10月31日

11月園だより

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 園庭の木々の葉が日増しに色づいて、本格的な秋の到来を感じます。秋と言えば、「スポーツの秋」「芸術の秋」「読書の秋」「食欲の秋」「行楽の秋」などなど、さまざまな楽しみ方があります。それだけ気候が良く活動するのにふさわしい季節ということではないでしょうか。

 皆さんのご家庭ではどんな楽しみ方で今年の秋を満喫されていますか。
 
 幼稚園では、先月8日(土)に今秋のスタートとして第58回運動会を実施しました。前日までの大雨の影響でグランド状態が心配されましたが、早朝より教職員で水たまりの水を抜き、有志のお父さんお母さんのお手伝いにより開会式の時間までにグランドの準備ができました。際中曇り空ではありましたが、子ども達はそれぞれのプログラムで走ったり、踊ったり、跳んだりと思いっきり元気いっぱい運動会を楽しむことができました。運動会を通して得たたくさんの経験や思い出がこれからの生活の成長に繋がることと思います。また、園児係として子どもたちのトイレや誘導等を担っていただいたみどりの会の皆様にも重ねてお礼申し上げます。

 次に「秋の遠足」ついて触れたいと思います。満3歳クラスは26日(水)に海老名三川公園に行きました。晴天の中で長い滑り台を何回も滑ったり、色づいた葉っぱや木の実などをたくさん集めて秋を満喫できました。27日(木)には年少・年中クラスが七沢森林公園に、年長クラスは、飯山白山公園に行く予定です。

 11月も「行事の秋」のなかで、「わくわく週間」や劇団「風の子」の観劇などいくつかの行事が予定されています。

 子ども達は、行事などの集団での生活や遊びを通して、一つ一つの事柄に興味や関心を持ち、その中で様々なことを模索し、試行錯誤しながら周囲の他者のことや自らの考えやどう行動したら良いかということを学んでいきます。幼稚園では引き続き、豊かな遊びの場や友だちと一緒に色々な物を作り出したり新しい発見のできる教育環境を提供していきたいと思います。

 さて、先日「自己肯定感と子育て」というテーマで研修会に参加したことについて触れたいと思います。自己肯定感とは「自分の存在そのものを認める感覚のこと」です。自分は大切な存在であるという心の状態を保つことで自分が前に進むための原動力を生み出します。今回は、普段の生活であるいは子育ての中で、お子さんの自己肯定感を高める「ほめる言葉」や「励ます言葉」など具体的なことばを紹介します。

〇ほめる言葉…すてきだね、それいいね、さすがだね、すごいね、頼りになるね
〇励ます言葉…大丈夫だよ、がんばって、気にしないで、応援してるよ
〇認める言葉…すごいね、やったね、最高だね、かっこいいね、嬉しいね
〇感謝の言葉…ありがとう、うれしかった、助かった、○〇ちゃんのおかげだよ

 「うちの子はほめるところがあんまりないんだけど」という保護者の方もいますが、よく観てよく聴いているとほめるところはたくさんあると思います。あらためて今日から実践してみてください。

 子どもたちの周りでは、幼稚園や学校の先生、地域のおじさん・おばさんなどたくさんの大人が関わり、こころ豊かな子どもを育てるきっかけや環境づくりを行っています。中核となる保護者とともにそれぞれが役割を持って、未来を担う子ども達のために連携した子育てができるといいと思います。

文責 副園長 宮崎昌彦
posted by 管理人 at 14:38| 園だより

2022年10月01日

10月園だより

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 一週間前、英国エリザベス女王の国葬が、世界中からの弔問客が参列する中で、厳かに執り行われました。その後ウインザー城に埋葬されるために、バッキンガム宮殿周辺を行進される過程で、多くの国民から最後のお別れを受ける亡き女王が、いかに世界中の人たちから敬愛されていたかが示されていたように思います。生前、数十年も前から自分の葬儀の進め方を準備されていたということなので、比較をする必要もありませんが、安倍晋三元総理の国葬儀について、報道機関は連日様々な報道をしていますが私個人としては自国のリーダーとして力を尽くしてこられたことに対して敬意を持って故人の葬儀が静かに執り行われることを願います。

 さて、今回は運動会についてお伝えしたいと思います。当園の運動会は数十年程をかけて「見せる」運動会から子ども達が自ら「つくる」運動会に変化してきました。最近においても検討が行われ、少しでも子ども主体の教育活動となるようにと競技の見直しが行われ、さらにこの数年はコロナの流行もあって、運動会自体の在り方についても考えざるを得ない場面もありました。

 視点を少し変えて考えてみますと、子ども達はいつの時代においても「身体」を動かすことが嫌いな子はいないはずです。万が一、何らかの事情があって、運動する事を嫌がっているのであるならば、その問題を皆で取り除く努力をしていけばいいのだと思います。そして、冒頭にも触れましたが、運動会の主役はあくまでも子ども達ですから、運動会を経験したことで、運動することに興味を持ち、運動すること自体が楽しいことだと知る機会となるだけでなく、クラスの一員として行動したことにより、結果として仲間意識も芽生えることを大切にしてきました。

 具体的には、ちゅうりっぷ組と年少児のことを考えると、ほとんどの子ども達が初めて運動会を経験することになります。小学校の校庭は幼稚園のそれと比べると、大きな違いがあります。何度か小学校へ足を運びますが、運動会当日も幼稚園と同じように行動するのはなかなか難しいのが現実です。保育者やお家の方からの後押しを力にして競技にやっと参加することが出来るのです。その経験は結果として楽しかった出来事として、子ども達に記憶されることが大切だと考えます
 
 また、年中の子ども達は昨年経験したことで、少し心に余裕もでてきた中で、運動会に参加し、年少の時には感じられなかった身体を動かすことの楽しさや、仲良しのお友だちと一緒にやろうという意識も芽生えて、運動会が出来たことの喜びも感じられるようになります。一方外で遊ぶことを苦手に感じている子も、これを機会に外で行動することの面白さを感じ、身体を動かすことへの興味や関心を持って遊ぶことを好むようになることが期待できます。

 そして、年長の子ども達は集団意識が芽生えつつある中で、競ったり自分なりに頑張ってみたりを通して、仲間をより深く理解できるようになるだけでなく、クラスが一体化する対抗競技などを経験することで、クラスが更に固い絆で結ばれることが期待出来ます。
 
 更に、運動会という行事は此れだけで独立したものではなく、子ども達の生活の延長線上にある行事なので、普段の生活の中にあるものや出来事が競技に取り上げられるので(その反対の事象もあります)、日常の園生活もその相乗効果により、豊かになっていくのです。

 全学年を改めて考えてみますと、子ども達は運動会という行事を経験した中で「あー、楽しかった!」という経験が次の年に伝承されていくことで、運動会という行事が園の一つの文化として位置づけられていくのではないでしょうか。

 最後に、2学期は運動会を皮切りに芋堀りやハイキング、そして年長さんは稲刈りが予定されています。そして、月が変わるとわくわく週間も控えています。子ども達もこの頃になると行事や生活を共にしてきた仲間の存在が大きくなり、学年によって違いもありますが、色々なことをやってみたいと思えるようになっています。友達同士影響し合いながらいろいろな経験も重ね、より一層、目の輝きが増すような活動を積み上げていきたいと考えています。



posted by 管理人 at 00:00| 園だより