2021年10月27日

11月園だより

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 近日、コロナウイルスによる感染者が劇的に減少しています。また25日をもって感染防止策への様々な規制が解除されました。しかし、2年近くにわたって社会活動あるいは生活全般にわたって大きな支障をきたしましたので、今後は感染の再拡大を防ぎつつ、以前のような生活を取り戻し、併せて幼稚園においても、子ども達が笑顔の中で群れて遊べる環境をさらに整えていきたいと考えています。また、先日お知らせ致しました様に、マスク着用の判断をそれぞれの保護者の皆様に委ねさせていただきました。本来マスクは周囲にウイルスを拡散させないためのものでありますが、予防の一助として必要とお考えの方は引き続き着用していただいて構いません。季節も秋本番となり活動的な場面も多くありますので、外での運動的な活動を中心に,子ども達は自然にマスクを外す事が増えていくのではないかと思いますので、ご理解のほどお願いいたします。

 さて、運動会が2週間延期となったことにより、保護者の皆様にお伝えしたいことがあります。まず、例年ですと運動会が終わるとそれまで園内のいたるところで繰り広げられていた運動的な活動拠点を少しずつ縮小していくことになるのですが、延期になったことでその活動拠点が維持されたことで、ここ最近の年長さんの中には、さらに難しい課題に取り組む姿が見られるようになりました。それだけでなく、いつの間にか年中さんが、年長の活動に混ざっていたり、年少の子ども達も、年長児達の取り組む姿をじっと見ていたかと思うと、真似をするように、少し高い跳び箱に果敢によじ登って反対側に飛び降りるなど、年長さんの見せてくれる姿から年中、年少児達が大きな影響を貰っているように感じる場面を見ることがたくさんあるのです。

 この事例でも分かっていただけるように「幼児教育は環境教育」と言われていますが、子ども自身が周囲の環境に目を向けることで、自らの興味・関心を高めたり、目の前で起きている物事の変化の過程を知ろうとしたりする事で、自分からやってみようと思う積極性が養われることが、環境を通して成長が促される姿であり、幼児期にとってとても大切なことなのです。

 11月の生活についてですが、初旬に行われていたお祭りですが、例年ならば毎年一つの国を取り上げ、その国の方あるいは長期間生活された方から、その国の伝統・文化・生活、そして子どもの姿などのお話を親子で伺い、各クラスごとにその国に対するイメージを膨らませながら、その国の特色を捉えた環境を親と子、先生の三位一体で作る活動を続けておりましたが、昨年はコロナによる影響もあり、全く違う形で子ども達は活動を行いました。新しい活動の期間は「わくわく週間」としますが、最大の特徴は、今までのクラス単位での活動ではないということです。まず、各学年のクラスを解体し、8つのグループに分け、子どもたちはその8つのグループの中で自分たちのやりたいことを考え合い、相談しながら生活を共にする、という取り組みです。学年やクラスの枠を超え、自分がたまたま入ったグループの仲間と、生活を通して主体的に活動することで、様々な関わりが生まれ、縦割りだからこそ見られる子ども達の良さが現れ、充実した保育活動になりました。今年も約2週間に渡って行っていきたいと思います。(詳細は後日お知らせいたします)。
 
 またそれが終わると、12月初めにある「めばえの会」に向けて、クラスでの活動がスタートします。ところが、今年は運動会が2週間ずれたことにより、10月後半以降に計画されている行事や活動が、後ろへとずれ込むことになります。そこで職員会議において検討した結果、12月の第1週に予定されている「めばえの会」を一週遅らせて11日に実施させていただくことに致しました。ここで保護者の皆様のご理解をいただくことで、2学期後半の生活全般にゆとりが出てきますので、一つ一つの活動を丁寧に・じっくり進めていきたいと考えておりますので、何卒ご協力の程、よろしくお願いいたします。  
posted by 管理人 at 15:00| 園だより

2021年10月01日

10月園だより

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 今月末をもって、非常事態宣言が解除される方向で、政府内で検討されていることを受けて、保育現場としては峠を越えた感じがありますが、感染防止への意識は引き続きしっかりと持ち続けなければいけないと考えます。

 さて、私たちの生活において、これまで意識や行動に多くの制限や自粛が求められてきました。ご家庭においてもご苦労が絶えなかったことと思います。家の中にいる時間が増えたことで、我が子が少しでも快適に過ごせるように、玩具やゲームを買い整える等もされてきたのではないでしょうか。そこで、少し危惧することは、“室内での生活に何の疑問も感じなくなるとか、戸外に出ること自体を嫌がることにならないでしょうか?”ということです。そこで、子どもの主な生活の場は「戸外」だと共通理解したうえでいろいろな場面を考えてみますと、陽だまりのくぼ地でままごとをしたり、木漏れ日の中で木の実や虫探しに夢中になって遊ぶ経験は、自然の懐に抱かれて、安心して遊べた経験として心に記憶されるのではないでしょうか。

 また、雑木林の中を探検しているときに、突然心細さや恐怖感を感じることもあるかもしれません。そんないろいろな経験を通じて大自然の多様性を実感することと同時に、優しさ、温かさ、更には対象物を正しくとらえようとする知恵も働くだけでなく、大切にする心も育つのではないでしょうか。さらに、戸外では仲間との交流もあります。兄弟であったり、近所のお友達かもしれません、子どもは仲間とのかかわりの中で、時に頼りになる存在であったり、その逆もあるかもしれませんが、そこでもいろいろな経験を共に重ねる同志でもあります。

 また、自然から遠ざかってしまうと、自然の中にあっても目の前に咲いている花に関心がもてなかったり、小さな生き物の鳴き声や姿に関心を示さないなどの、弊害が出てきたりしないだろうかと危惧してしまいます。

 間もなく季節は秋本番を迎えます。そこでお伝えしたいことは、屋外での活動に適した季節でもありますので、家族なり、お友達同士で誘い合って、戸外で体全体をフルに使ったり、少し足を延ばして豊かな自然の中で、遊ばれたらいかがでしょうか!自然の中で十分に遊んだ我が子の顔は、きっと輝いて見えるはずです。

 さて、10月になると運動会が予定されています。すでにお知らせしてありますように、午前日程での実施とさせていただきます。これから一日一日を、一人ひとりの意欲を大切にしつつ、クラスの一員として自分が出来ることを皆のために頑張ろうといった意識なども、今回の行事を通して育めればと考えています。そして、当園の運動会はそれが終わったから活動も終わりということではなく、そのあとも引き続き運動的な活動を意識した生活を心掛けていきます。また、今月は園外保育や芋ほりなど、季節を直に感じる行事が計画されています。さらに、幼稚園は集団生活を学ぶ場でもありますので、園外に出掛けた機会を利用して、自然を皆で楽しむこと、大切にすることと同時に、そこで出会った人への挨拶など、人としての振舞なども体験してきたいと思います。


posted by 管理人 at 00:00| 園だより

2021年09月01日

9月園だより

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 17日間にわたって熱戦が繰り広げられたオリンピックが8日に閉幕しました。日本選手の活躍が連日見られ、コロナ禍で外出もままならない夏休みの大きな楽しみと同時に、その姿から元気と勇気を貰えたように思います。結果も素晴らしかったのですが、今回の大会では出場した選手達が一様に、開催に向けての協力に感謝し、特に今病気と闘っている人や医療従事者の人々に、自分たちの姿を通して、少しでも元気を届けたい、といった発言をされていることが印象に残りました。困難な状況の中で自国開催が出来たことに、誇らしさと心の高揚を感じさせてもらいました。改めてオリンピックの開催は、本当に良かったと実感しています。さらに、アスリートたちの競技の姿も、競争相手にもかかわらず、他の選手が出した記録やパフォーマンスに対し、選手同士が相手を称え会い、共に歓びあう姿や、今大会で採用された競技において、10代の若者たちが大活躍する姿からも、オリンピックの精神が他者を尊重し、更に自らを向上させる為にひたむきに努力をしてきた姿勢を祝福する機会であることを、再確認できたのではないでしょうか。

 さらに、一昨日の開会式から始まったパラリンピックも、13日間の熱戦がスタートします。オリンピック同様、パラアスリート達が真摯に取り組む姿から、多くの感動と勇気を目の当たりにすることができるでしょう。そして、これからの日本社会、世界を築く礎となるであろう子どもたちにも、ぜひパラアスリートたちの活躍に関心を寄せてほしいと思います。ご家族でTVの視聴を通して目の前に本物のヒーローやヒロインがいることを伝えつつ、これから私たちが目指す共生社会について、話題にしていただけるとよいのではないでしょうか。
 
 さて、2学期の生活が始まるこの時期に、改めて私たちが十分に気を付けなければならないのは、コロナウイルスのデルタ株の感染拡大状況です。このウイルスはこれまでと違って、感染力が大変強く、さらにこれまであまり見られなかった子どもへの感染も出てきていることから、最大限の注意が必要と考えております。
そこで、すでに連絡メールでお知らせした通り、当分の間、園児のマスク着用をお願いいたします。それ以外については、教育委員会の今後の対応を参考にしながら、園としての方針を改めてお知らせしますので、その折には、特段のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 もちろん園の基本的な姿勢としては、従来通り、子ども達の主体性が発揮できる園生活を基軸に考えております。それを実現させるためにも、幼稚園生活においても、初心に帰って感染予防を徹底していきたいと考えております。コロナを極端に恐れることはありませんが、従来から大切といわれている身の回りの消毒を始め、他者に移さないためのマスク等のエチケットを継続して実践することが大切です。治療方法の研究やワクチン接種も進んでいますので、もうしばらくは、この事態を乗り越えられるように、皆さんで頑張りましょう!

 さて、多くの制限がある中での夏休みでしたが、それぞれのご家庭では、いろいろな工夫をしながら、夏休みを楽しまれたのではないでしょうか。そんな子ども達の体験を共に歓び合いながら、2学期の園生活がスムーズに始められるようにしていきたいと思います。また、夏休み中、家の中で過ごすことが多かったことも予想できますので、子ども達の体調には、十分配慮しながら、少しずつ運動的な活動を取り入れていき、運動機能全般の向上を図っていきたいと考えております。ここで大切なことは、何かが出来ることだけではなく、先ずは、身体を動かすことや運動することが楽しいと感じることが大切で、その上で、個々の意欲や要求に応じた活動を、提供したいと思います。

 幼児期といわれる数年間は、一生のうちで運動全般にわたる基本的な動きが身に付き、身体を動かす遊びを通して、多様な動きを獲得する時期でもありますので、園環境を生かしながら、一日一日を大切に過ごしていきたいと考えております。

 幼稚園で十分に遊び、楽しんだ子ども達の中に、もしかすると、将来オリンピックを目指すような子どもが出てくるかもしれません。これは素敵な夢ですが、究極は好きだからこそ続けられるし、頑張れるのでしょう。その好きなことを、自分で見つけられることが、大切だと思います。


posted by 管理人 at 00:00| 園だより